小谷の名所

 

1 八畳岩
志村地区の南山中、徒歩で20分程度登った場所に大岩が所在する。むすび型をした大岩で鬼の足跡が刻まれているとの説がある。実際の岩のサイズは概ね南北4.5m東西5mである。

 

2 経塚
西の池東方の山頂に、石を敷き詰めた塚がある。平安末期、未法思想が広まり釈迦入滅後世の中は次第に墜落し、天災地変が起こる。浄土教が救済するものと広く布教された時代に仏法を永く残さんとして扱和の黄幡寺の経典を埋めたと云われている。この岩には犬の足跡、三つ子の足跡、杖、わらじ、牛の足形が刻み込まれている。

 

3 小谷焼窯跡
1868年長谷栄十郎が、砥部の職人と七間窯を築き製陶を始めた。白山城下の白土を粉砕、沈殿して製作、型紙で絵付け、呉須の色は鮮やかであった。一時は中国へも輸出、「日本小谷」の刻印があり、昭和30年廃窯された。昭和53年11月15日東広島市指定登録文化財に登録された。

 

4 六地蔵
荒神山、大原の中腹に6体の地蔵様が祭られている。未法相応の仏で、天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄(6道)に悩む村民の救いの仏として伝えられている。昭和の初期までは、婚礼家に搬入、祝いの振る舞いを得る習慣があった。

 

5  竹SUMI庵

作業中

 

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